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美味しいカレーの米

当連載も半年が経ちました。これまで「鳥取は日本一のカレー好き」であること、鳥取人の好きなカレー、そして「梨入りカレー」など、鳥取とカレーの関係について考えてきました。

これからの後半戦は、いよいよ「カレー本体」。つまり具材、ルウなど、カレーの主役たちにスポットをあてて、鳥取カレーとは何かをより実践的に追求していきたいと思います。
今回は米の話です。さて皆さんは毎日どんな米を食べていますか? コシヒカリ、ササニシキ、ひとめぼれ、いわゆる有名なブランド米を聞くと思わず「美味しい」とも思ってしまいますよね。実は私、農家の長男に生まれ、家族で愛情たっぷり注いで作った天日干しコシヒカリを毎日おいしくいただいています。(美味!)

さて、ちょうど新米の季節です。ご飯好き、そしてカレー好きな私には一年で一番うれしい季節がやってきました。しかし美味しい米には美味しくなる条件があります。田んぼの土壌づくりはもちろんのこと、きれいな水と空気、作る人の愛情もいりますね。それともうひとつ、それは寒暖の差。信越、東北地方の米が美味しい理由もそのあたりにありそうです。そして鳥取にもおいしいお米はあります。

それは智頭の山深い田んぼで作った米です。炊きたてですでに「ごちそう」ですが、カレーで食べるとこれまた美味! 具がなくてもOK(笑)。炊く前に氷水に少し浸けて炊くと、旨味成分が出て一段とおいしくなるそうですよ。

食欲の秋の真っ只中。鳥取の新米で、我が家のカレーを作ってみてはいかがですか。ただ、美味しすぎて、くれぐれも食べすぎ注意ですよ!
(鳥取カレー倶楽部副事務局長・山本哲也)

● お知らせ
鳥取カレー倶楽部では「〜わが家の自慢カレー〜鳥取カレーコンテスト」出場者大募集です。
募集期間 10/5日(木)〜31(火)まで
大会開催日  11/19日(日) さざんか会館(鳥取市)にて
詳しくは 0857-27-5654 鳥取カレー倶楽部 カレーコンテスト係まで


食欲の秋真っ只中。私は先日、三日続けて美味しくカレーを食べ過ぎました!(笑い)。さて前回に引き続き今回のテーマも米ですが、正直言って私、どの米も美味しくてどれがカレーに合うのか分かりません…。しかし“ご飯”になればオススメの食べ方があります。

まずは冷ご飯にアツアツのカレールウをかけて食べる事。猫舌の私にはパクパクいけて好都合。冷ご飯だと適度に水分が抜けてルウとの相性が実にいい塩梅。また特有の甘味とカレールウのチョイ辛のハーモニーが美味! 実は「冷ご飯とアツアツカレー」というのは結構好きな人が多いようで、ちゃんと当倶楽部のメンバーにもいます。
次は私のイチオシ、これぞ“ご馳走カレー”と思っている『カレー+卵カケご飯丼』。炊きたてご飯を丼に入れ卵をまぜて卵カケご飯にし、それにカレールウをかけるんです。これがまたサラサラいけて、しかも栄養満点。これは本当に美味! ぜひ一度お試しください。

そしてラストは大人の味をお求めの方に、私もやっている楽しみを紹介します。大人の米といえば日本酒、中でも純米酒です。キリっと冷やした鳥取県の純米酒(これも重要)とカレーライスをいただく。カレーのスパイシーさは意外にも“いい肴”になるんです。この絶妙なハーモニーはやみつきになるかしれませんよ。秋の夜長、カレーで晩酌なんて、なんとも鳥取らしいですよね(笑)。

カレーを食べ続けると飽きるという声がありますが、ちょっとした組み合わせ、それもご飯を工夫することでまた新鮮にカレーを楽しむことができるんです。ルウや具とはひと味ちがったオリジナルカレー、あればぜひ教えてくださいませ。
(鳥取カレー倶楽部カレーンジャーイエロー・小泉太一)

米第3弾

 二回にわたり考えてきたカレーと米の関係。ところで意外と人気な「冷やご飯に熱々カレー」の組み合わせですが、コレ、やってみると結構ハマるものですね。

実は先日、米に関するある記事を読んだのですが、文中で米穀店の人は「コシヒカリが一番というのではなく、いろいろ食べ比べて好きな米を探すといいですよ」とコメントしていました。炊きたてもいいものですが、適度に粒のたった冷やご飯は、個人的には“さらさらタイプ”のルウには実によく合ったのでした。

日本においてカレー店の御大ともいえる『東京・新宿中村屋』は開業当時、日本人のためのカレーに最も合うようにと、絶滅しかかっていた「白目米」を契約栽培して使ったそうです。我々が「カレー」と呼ぶものはほとんどが「ルウとライス」。この“夫婦関係”を前回、前々回のように見つめなおしてみたいですね。

というわけで、今回紹介するカレーはもっと“ご飯が美味しくなる”鳥取市の三品です。

まずは青谷にある『五島』。地元産の野菜、フルーツ、伝統の調味料を使いじっくり仕込んだ旨みエキスたっぷりのカレーで人気ですが、そこのニューフェイス「弥生カレー」(八百五十円)。ご飯はなんとピラフ! それに遺跡とも関係の深い貝(ホタテ)のカレーで青谷情緒たっぷり。お次は鳥取の大自然『あぞうの森』でいただく「ブルーベリーカレー」(六百五十円)。フルーティな手作りカレーはサフランライスとの相性よろしく、因幡の名峰を見ながら食べるのが実に爽快です。

そして「今日は食べるぞ!」という時にピッタリなのが雲山の『スノーラスカル』の「オムカレーハンバーグのせ」(八百八十円)。カレーとハンバーグ、それにタマゴという“これでご飯食べなきゃどうする!”のコンビ。ガッツリとどうぞ 鳥取のカレー、ご飯も堪能といきましょう。
(事務局長・植田英樹)

『コーヒー&カレー五島』(рW5−0908 休日曜)
『ブルーベリーカフェ♪あぞうの森』(рT6−0888 土日曜以外は要予約)
『カフェレスト スノーラスカル』(рQ2−6750 休月曜)